「会社の成長は個人の成長の積み重ね」

3月になりました。
 年度末、というと、年末と同じように気ぜわしく感じるものです。
会社では、年の始まり、年度の始まり、期の始まり等、たくさんの「始まり」があります。
始まりがあるということは、終わりがある、ということで、
4月を年度初めとしてそこから計画を実行するとなると、この時期は次年度の計画を作成することになり、
1年のまとめと次年度に向けての計画作成の時期、ということが言えます。


 そこで、各自が会社の目標と自らの目標を見つめなおしていただく時期にしていただきたいと思います。
 私たちは製造業が主体である以上、数値的な目標がしっかりとあります。
安全、品質、生産性、等々、クリアすべき目標が眼前にあり、
それを達成するには、現状維持ではなかなかたどり着かない、ということもお感じのことと思います。
 昨日よりも今日、今日よりも明日がよくなるように、私たちは「改善活動」を進めてきました。
以前、鈴木先生がMPSの指導においでになった際に、「今日が最悪と思え」と何度もおっしゃっていたことを思い出します。
 これは、現在を否定しているわけではなく、
改善をすることで明日が今日よりももっと良くなるように心がけよ、という意味です。


 そして、私たちは40年以上にも及ぶ、長い改善の歴史があります。
改善研究会のチームで取り組んだ大規模なものから、個人で実施した日常業務の改善まで、
多くの知恵と工夫の積み重ねです。
 かくいう私も、ミサワホーム本社でサラリーマンをしていた時代に、
「毎月1件の改善を実施し、報告せよ」という課題がありました。もう25年も前ですが。笑
 当時は、個別注文の処理をする仕事や資材メーカーの不具合受付の仕事をしていたので、
「問い合わせの対応の即時化」や「伝票の繰り返し記載の手間削減」などといった業務改善を実施した記憶があります。


 その後、MPS推進室に配属され、MPSに基づく改善をイチから教わり、改善のやり方だけでなく、
「何を目標として改善を行うか」という「改善のあり方」を教わりました。
 少し話がそれましたが、この「日々の改善の積み重ね」即ち、
「社員一人一人の知恵と工夫の積み重ね」が今の会社を作り出しているといっても過言ではありません。
その知恵と工夫の記録が「改善記録シート」として蓄積されていて、みなさんと会社の成長の証ともいえます。
これからも一つ一つの改善を大切に積み重ねていきましょう。

2026年3月全体朝礼
代表取締役社長 北原正倫