「HARJAKAISET」（サウナの新築祝い）

　7月16日、サウナの新築祝いとも言える、「HARJAKAISET」を開催しました。
この「HARJAKAISET」は、日本でいうところの「上棟式」にあたるもので、
フィンランドでは住宅やサウナを新築した時に行うものだそうです。

　フィンランドのサウナは、日本の「ととのう」サウナとはちょっと違い、
みんなでワイワイとお酒を飲んだり、語り合ったりします。
（もちろん、サウナの中では静かですが…）
サウナにお酒？と思うかもしれませんが、薪ストーブに火を入れるところから、
サウナは始まっているのです！
フィンランドで、定番なのは、ビールとマッカラという大きなソーセージ。
別の薪ストーブや焚火でマッカラを焼きながらビール、
また、バーベキューや軽食などを楽しみながら、サウナが適温になるのを待ちます。

　そして、適温も６０℃前後で充分。薪ストーブの上のサウナストーンに水をかけると、
蒸気と一緒に熱波が来ます。これを何度も楽しむのが、フィンランドサウナの醍醐味の一つ。
熱くなったら、外に出て一息。また入って、出てを繰り返します。
充分に体が温まったら、今度は水に飛び込みます♪
今回は、家庭用プールを用意してみました。

　今回は、おうちパン屋さんのシナモンロールをご用意しました。
かなり、「フィンランド的な」シナモンロールです。
あっという間に無くなってしまいました笑

　今回は、新しく納品していただいた、
サトーステンレス（長野県佐久市）さんの薪ストーブの火入れも行いました。
見た目は小さいが、なかなかの火力です。
サウナ２号機は、この薪ストーブをベースに設計して、量産化を目指したいところです。

　サウナの普及とあわせて、フィンランドの文化も日本のみなさんに紹介していきたいと思います♪